



E-500 / VE14-50mmF3.8-5.6
1枚目:50mm(換算100mm相当) F5.6 ISO100
2枚目:14mm(換算28mm相当) F5.6 ISO100
3枚目:50mm(換算100mm相当) F5.6 ISO100
4枚目:50mm(換算100mm相当) F5.6 ISO100
都会のビル群ばかりでは疲れてしまいますし、今年は秋の終わりが早くて季節物のアップを逃してしまいそうなので、割り込みさせます。
さて、今回は最後の国内版コダック製撮像素子搭載機E-500と、L10のキットレンズであるVARIO-ELMAR14-50mmのコラボです。
案外、といいますか、予想以上に良い組み合わせだと思いました。特に1・2枚目の写りが良くて。
実はですね、恥ずかしながらこの1枚目の彼岸花の写真を現像するとき、同じような構図で撮影した他の写真と間違えて「流石、150mmF2.0は違うな!」とか思っていたんですよ(^^; 等倍表示していたので画角の違いや背景ボケは見ていなかったのですが、ピントの合っている部分は何と言いますか、滑らかで立体的で艶やかで・・・、ただシャープで解像感あふれるだけ、というのではないプラスアルファを持った150mmの描写傾向と共通するものを感じました。
あとで見比べてみると、(画角・ボケ以外に)解像力・立体感・キレ・収差の無い完成度、等々やはり150mmが完全に勝っているのが良く分かったのですが、それは当然のことで、このモンスターレンズに似ていると思わせるだけでも大したものです。
やはり嵌ると伊達じゃないです、このELMAR・・・(嵌らずに駄作を量産することも多いですが(苦笑))。今時のレンズにしては癖が強いんですよね。あとは暗いのでぼかせないのが残念なところです。もしもボケ量をコントロールできたなら、メインでいけたかも知れません。
とはいえこの描写力、『たかがキットレンズと呼ばないで・・・!!』
よし、このキャッチコピーでレビューを書こう!
ラベル:E-500
【関連する記事】
今年はヒガンバナを撮り損ねました。
多分以前行ったコスモスでこちらも打ち止めになりそうです。
エルマー14-50いいですね、F値に無理がないので、描写に余裕があるのでしょうか。
14-150でも相通じるものがあります。
この辺りの描写の色気というかなんというかはZDレンズとの差ですね、こういう差を味わえるのがフォーサーズユーザのおいしいところです(^^
こちら(関東)ではまだ辛うじてポツリポツリと咲いている彼岸花がありました。大半は枯れてしまっていましたが、まだ探せば咲いているのがあるかもしれませんよ。
「描写の色気」ですか・・・、なるほど良い表現だと思います^^ 例えば12-60mmは毎回「ピシッ」と決まりますが、ELMARのような「色気」というものは感じたことがありません。質感も立体感もあるのですが、雰囲気が「現実を写す」というものであって芸術的ではない感じがするんですよね。これがマイナスポイントだということではなく、寧ろ私にとっては描写が予測しやすく安心して使えるレンズになっているわけなのです。
逆にこのエルマーは毎回「これ撮ったらどんな描写だろう?」という感じで楽しめます。この感性に訴えかけてくるじゃじゃ馬レンズを早く使いこなせるようになりたいものです。
ズイコーデジタルとパナライカと、どちらも良いレンズで本当に楽しめますよね!
外国のは、又ゆっくり見せてくださいね。
P Kさん、コメントどうもありがとうございます。
いつもの場所でも色々探してみますとまた新たな発見があり楽しめます。
ありがとうございます、お暇なときにでもまた見に来てくださいm(__)m