2010年08月31日

新レンズを見て少々・・・

とりあえず、海外発表されたマイクロフォーサーズマウント用オリンパスレンズのスペックから。

1:MZD ED 40-150mm F4.0-5.6
  EDレンズ1枚
  重量190g
  フィルター径58mm
  最大径×長さ63.5×83mm
  最短撮影距離0.9m
  最大撮影倍率0.16倍
  7枚円形絞り

2;MZD ED 75-300mm F4.8-6.7
  EDレンズ2枚・HRレンズ3枚
  重量430g
  フィルター径58mm
  最大径×長さ70×116mm
  最短撮影距離0.9m
  最大撮影倍率0.18倍
  

参考までに、フォーサーズのレンズスペックも。

1:ED 40-150mm F4.0-5.6
  EDレンズ1枚
  重量220g
  フィルター径58mm
  最大径×長さ65.5×72mm
  最短撮影距離0.9m
  最大撮影倍率0.14倍

2;ED 70-300mm F4.0-5.6
  EDレンズ3枚
  重量610g
  フィルター径58mm
  最大径×長さ80×127.5mm
  最短撮影距離0.96m(AF時1.2m)
  最大撮影倍率0.5倍


新マイクロと、フォーサーズのそれぞれのレンズを比較して、スペック的に勝ってる部分を赤太字、負けている部分を青字にしています(ほぼ同じは特に無し)。
*マイクロ用には識別しやすいようにMZDを頭につけています(M.ZUIKO DIGITALの略)。


さて、これを見比べてどう思いますか?


続きは下の『続きを読む』からどうぞ。



私がまず最初に思ったのは『全然小さくない・・・』でした。

MZD75-300mmは70-300mmより確かに小さくてかなり軽くなってます。
ですがそれは、明らかにレンズの明るさをケチって無理やり作ったのかなと感じてしまいます。流石にテレ端で半段ほど暗いのはちょっと・・・。小さい部分には拍手を送りたいと思いましたが、F値の明らかなスペックダウンは非常に残念です。

また、40-150mmに関して言えば、寧ろ新型の方が大きくなっているくらいです(正確に言えば長くなっています)。

もちろん、アダプターを付けてフォーサーズレンズをマイクロフォーサーズで利用するより、純正の新型マイクロ用のほうが結果的に小さく軽くなりますし、AFに関しては明らかに今度出る新型の方が良いでしょう。それはもう疑いようがありません。

何が言いたかったのかというと、「『ミラーレスにしても望遠系のレンズは小さく出来ない』というのは本当だったのだな」と思ったということです。


さて、スペックに戻ってもう一点気になったこと。

MZD75-300mmの最大撮影倍率が驚くほど悪い!!
間違いでは?と思っているくらいです。
なんせ、MZD40-150mmと同等に寄れるにもかかわらず、最大撮影倍率はほぼ同じ。単純に考えれば、75-300mmのほうが倍大きく撮れても良いはずなのに、です。
結局、寄れるようにしたは良いけど、最短撮影時に画角は600mm相当のときよりかなり広くなっているということなのでしょうね。
この点、旧70-300mmはMF限定とはいえ最大撮影倍率0.5倍を実現していますから、これまた残念なスペックダウンとしかいえません・・・。せめて40-150mmの倍近い0.3倍くらいにはしてもらいたかったなぁ、と。



ところで、何故オリンパスはこの2本を優先的に出してきたのでしょうか?
つまり、ミラーレスでの望遠系レンズは設計が厳しいのなら、ダブルズーム用のMZD40-150mmは優先的に設計するとしても、75-300mmを出すより先に12mmパンケーキとかを出した方が良かったのではないかな?と思うわけです。

良い方向に考えるなら、もしかしたら超望遠を使いたくなるようなマイクロフォーサーズ機の新型がそのうち発表されるのか・・・?と妄想できそうですね。
例えば、E-400系の形を受け継いだマイクロフォーサーズの最上位機EVF内蔵型、とか。
あるいはただ単に早く設計が終わっただけかもしれませんけれど・・・(^^;



新レンズの発表は、そのマウントが何を目指しているのかということを知る面で参考に出来ると思います。
その点、今回の2本だけでは個人的には不満で、早く来春発表予定のレンズを見てみたいですね。

何せ、来春予定の3本のうち、8mmと50mmMacroはフォーサーズのハイグレードレンズの置き換えかと思えるような焦点距離です。これがもし、ハイグレードの置き換えを目指すような気合いの入ったレンズであれば、オリンパスはマイクロフォーサーズに対して本気なのだろうと分かりますし、逆に小型軽量を全面に打ち出して明るさと画質はまぁまぁ、というのであればいまいちオリンパスを信用できない・・・レンズはパナソニックにしよう、と割り切れるからです(パナレンズにしておけば、ボディはどちらにしても手振れ補正が利きますから)。

とは言っても、超望遠は既にパナソニックの100-300mmで決まりだろうと感じています。
超望遠については多少の大きさ重さの違いなんて全く気にしませんし(基本的には山などの自然の中で使う性質のものなので人目も気になりませんし)、オリボディを使うにしてもファインダーが安定するレンズ内ぶれ補正の方に興味があるので。

問題は、普段使いに最適な高倍率の方ですよね・・・。
オリンパスの14-150mmの小型軽量・十分な画質というのに興味津々なのですが、オリンパスの本気度が分からない限り買えません。オリンパスから自分の気に入るボディが今後出てくれるのかどうか分からないとなると、無難な選択として重さを我慢してパナソニックの方を選ぼうか・・・、となってくるわけです。



それにしても、オリンパスもパナソニックも面倒なことしてくれますね・・・(^^;
ぶれ補正の仕組みは違うし、レンズは似たものばかり。2社で同じようなレンズをボコボコ出すより、少しずらしてくれればあんまり悩みようが無かったのに・・・(苦笑)

ですが、悩めるほどマイクロフォーサーズでレンズが充実してきたということは素直に喜びたい部分ですね!






posted by PIN@E-500 at 23:55| Comment(4) | カメラ機材・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マイクロの望遠レンズ、個人的にはまだまだ待ちという感じです。
今回のオリのレンズにしても、まったく魅力を感じませんし、、。
自分もレンズ内手振れ補正のパナ100-300のほうが気になります。

それにしても、オリンパスは明るい単焦点レンズは考えてないんでしょうか。
4/3の時もそうでしたが、F1.4クラスのラインナップがあれば、
凄く魅力的なんでけどね〜。

まずは梅で9mm~300mmを揃えたことは評価しますが、
標準ズームがMSC機構でないというのが問題ですね。
標準ズームがMSC機構でリニューアルされれば、
オリマイクロのAFも早いという評価につながると思います。

とりあえず、レンズも出揃ってきてボディも一段落したので、
次に期待するのはハイグレードなレンズとボディですね。(^_^)
Posted by Hiro Clover at 2010年09月01日 17:51
Hiro Cloverさん

私もマイクロの望遠は『待ち』です。
マイクロの望遠でいうなら現時点で一番欲しいのはパナ45-200mmなのですが、ダブルズームのレンズですから敢えて新品で買いたく無いです(^^;

F1.4も良いですし、OM用レンズのように比較的小型でシャープなF2.0の単焦点を3〜5本くらいリリースしてもらえたら面白いと思うんですけどね〜。オリンパスには小型化だけしか眼中に無いのだとしたら、今後がちょっと不安です・・・。

標準ズームは前玉も回転するようですし、ちょっとメカ的に見てショボイ感じが否めませんね。写りは良いと思っているので、光学系はそのままで、是非モーター系を改良して貰いたいものです。

本当に、ハイグレードなシステムにも期待したいですね!フォトキナで、モックアップでも何でも良いですが、何かあれば良いなぁ・・・。
Posted by PIN@E-500 at 2010年09月01日 22:28
>もしかしたら超望遠を使いたくなるようなマイクロフォーサーズ機の新型がそのうち発表されるのか・・・?

わたしもそれを大いに期待しています。
サブ用途のE-P1/2、エントリー用のE-PL1とくれば、いよいよ満を持して汎用の全部入りボディのお出ましかなと。

フリーアングル液晶、高精細の内蔵EVF、ボディ内手ブレ補正、まあまあ速いAF、そこそこ洒落たデザイン(できれば金属外装)、といった感じのボディであれば個人的には十分です。
Posted by leopard gecko at 2010年09月02日 10:44
leopard geckoさん

>フリーアングル液晶、高精細の内蔵EVF、ボディ内手ブレ補正、まあまあ速いAF、そこそこ洒落たデザイン(できれば金属外装)、といった感じのボディであれば個人的には十分です。

おお!これは良いですね^^
私もこのような汎用モデルが出てくれることを望みます。
Posted by PIN@E-500 at 2010年09月02日 12:35
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